Visual Studio 2008を安く買う

つまっちさんの所で書いたんですが、知らない人がまだ居るようなので。ちなみに、このブログの開設前に一度取り上げているネタの改訂版です。
まあ、要するにVisual Studioのアップグレード版は、無料で入手できるExpress Editionからでもアップグレードが出来る」というのが「安く買う」のタネだったりします。俄かには信じられない話ですが、本気(マジ)です。
MSDN Home > Visual Studio > 購入情報 > アップグレードと更新

Visual Studio 2008 Professional Edition のアップグレード パッケージは、以下の製品のいずれかのライセンスをお持ちのお客様がご購入いただけます。(エディション (※) は問いません)

「エディション問わず」というのがポイント。「とか言いつつExpressは対象外じゃないの?」というあたりが、以前取り上げた時にはハッキリしていなかったのですが

※ バージョンによって、さまざまなエディションがあります。エディションには、Express、Standard、Professional、Visual Studio Tools for Office System(VSTO)、Enterprise Developer、Enterprise Architect、Team Edition for Software Developers などが含まれます。

ということで、2008からはきちんと記載されています。
ちなみに蛇足ですが、2005の時は
<添付資料 2> 提供製品概要 (Visual Studio 2005)

※3: アップグレードは、以下の製品のいずれかのライセンスをお持ちのお客様がご購入いただけます。(エディションは問いません)
(中略)
* eMbedded Visual Tools 3.0 / eMbedded Visual C++ 4.0

ということで、Express Editionについてはハッキリしていなかったものの、やはり無料で入手可能であったeMbedded Visual Tools/C++があればアップグレードが使えました。さすがにこれは2008では除外されたようですが。
アップグレード版ということでインストールが面倒なところはありますが、半額以下になるとなれば検討の余地はあるんじゃないでしょうか。ただ、WindowsMobileの開発を行うには2008ではProfessional Edition以上が必要なので、これで購入したとしても6万円以上、ちょっと個人に手が出せる範囲ではないのが惜しいところ。2005だったらStandard Editionでも開発できたので、1万円台後半くらいで購入できて、かろうじて個人でも入手が可能だったのですが……。
やはり個人の開発者を支援すると言うのであれば、以前のeMbedded Visual Toolsのように、WindowsMobile限定(たとえばARMと.NETのコンパイラしか入っていないとか)で構わないので、無料、もしくは割安で提供して欲しいところです。せめて、以前のようにStandard版で開発できるように戻してもらえれば、まだ何とかなるんですけどね。