Windows10でフロッピーディスクは使えるか?(2019年版)
そろそろ2019年も終わろうというこの時期に「2019年版」というのも微妙ですが、19H2ことNovember 2019 Updateのリリースが11月だったうえに、時間が取れなかったのでこんなタイミングになってしまいました(苦笑)。
前回使ったNECのMate J(MA9)にNovember 2019 Updateをクリーンインストールして実験です。ちなみにクリーンインストールにこだわるのは「インボックスドライバからFDDドライバが削除されていないかどうか」を確認するためです。
ということでまずはWindows10のインストール。前回と同様の64bit版で、前回同様インボックスドライバで完結しています。ただしキーボードが英語配列になってしまったので、デバイスマネージャからキーボードのドライバを変更しています。なお、同じ画像に見えますが一応キャプチャしなおしてますよ(笑)。
まずは前回忘れてたディスクのフォーマット。レトロPC(MSX)とのファイル移動が主眼なので2DDディスクで試します。残念ながらドライブのコンテキストメニューからのフォーマットダイアログでは2DDが選べないので、コマンドプロンプトからFORMATコマンドでフォーマットしましたが、無事フォーマット完了。「/f:720」スイッチが2DDディスクの指定です。
ちなみにMate Jの他にThinkPad X220でも同様のチェックをしていて、Mate JはFDインターフェース接続、ThinkPad X220はUSB接続のAドライブで同様にフォーマットしていますが問題ありませんでした。
続いてファイルアクセス。こちらも前回同様で特に問題ありませんでした。使っているディスクは「終末の過ごし方」MSX版のデモディスクです(笑)。
Disk Explorerでのイメージ作成もご覧の通り問題なし。
先に書いたとおりThinkPad X220+USB FDDでも一通り同じチェックを行っていますので一応。これで2019年版は終了です。
実は先日公開された「MSX Floppy Disk Manager(α版)」でのテストも載せようとしたんですが…さすがにα版だからか問題が発生したので、残念ながらボツになりました(汗)。