Ver.1.8.1.16の修正点

公開後、サクっと検索してみたりしたんですが、どこが修正されたのか判らない人が多いようです(特にXcrawlの動作)。まあ、それも仕方が無いかなということで、ちょこっと解説しようと思います。あああ、解説しないで済ますつもりだったのに。orz
Xcrawlに関しては、オプション画面の「ファイル表示でのXcrawlをページ移動に」をONにすると、本来のXcrawlの動作と上下カーソルキーの動作が逆転してしまっていたのです。要するに、Xcrawlをグリグリすると上下移動、カーソルキーの上下を押すとページ移動、という具合ですね。
原因は、完全に機種依存なコードを書いていたので、HYBRID W-ZERO3で変更されたソレに対応できなかっただけのことです。そのへんの事情は以前、続・Xcrawlの上手い使い方?(HYBRID W-ZERO3編)で語った通り。
蛇足ながら、HYBRID W-ZERO3ではアクションボタン長押し(プレス&ホールド)に対応させるための「ZERO3Action」が必要なくなっています。これは、アクションボタンの挙動が、一般的なWindowsMobile端末と同じになったから。わざわざアプリで修正していたくらいなので、こっちは歓迎すべき変更ですが、こういう点からして従来のW-ZERO3シリーズとHYBRID W-ZERO3は中身が全く違うように思えます。
他に修正した点は、改造版でも修正されていたナビゲーションバーの高さ対応と、リストビュー・リストボックスのタッチUI向け切り替えですね。見た目はこんな感じに違います*1

ファイル表示(リストビュー)だけでなく、オプションのフォント名・フォントサイズの選択(リストボックス)、同じくオプションのファイルの種類(リストビュー)、プログラムの選択ダイアログ(リストビュー)などが切り替わります。ボタンやチェックボックスもWM6.5.3仕様に切り替わるようにしようかと思ったんですが、WM6.5以前で変な動作をする場合があったので保留しています。
あとは、オプションのファイルの種類でのファイル選択のバグを含め、Ver.1.8.0.2以降にこのブログで指摘のあったバグと、細かいバグの修正です。さすがにこれは挙げてるとキリがないんで、readme.txtのほうを参照してください。

*1:ちなみにHYBRID W-ZERO3の標準状態だとフォルダ表示(ツリービュー)部分はT-01Bと同じになります。この画像と同じようにするにはレジストリをイジる必要がありますので念のため