改造版の改造版?

しばし更新をサボっているうちに、なんとGSFinder+ for W-ZERO3の改造版が出ていたようです。WindowsMobile6.5.3系端末でのナビゲーションバーのサイズに対応するよう修正がされていますね。
前々から「ソースが公開されているんだから改造すればいいのに」的なことをグチってたわけで、こうして改造版が出るというのは、喜ばしいことです。ついでに言うと、改造のベースとしてfor WindowsMobile5ではなく、ウチのfor W-ZERO3が選ばれたというのもちょっと嬉しいところ。これでGSFinderの系譜ツリーにおいてfor W-ZERO3が末端でなくなった、ということでもあります。

http://w-zero3kustom.blogspot.com/2010/07/gsfinder-for-w-zero3-18011z1.html

まあ、確かにこの件は1行直すだけなんですが、それを環境に合わせて変化させるのが何気に難しいんですよね。
ちなみに現在の公開バージョンのソースでは、画面下のメニューバー(6.5.3では前述の通り「ナビゲーションバー」と言うらしい)の高さはGetSystemMetrics(SM_CYMENU)+4という勘違いな数値(実は実害がなかったので勘違いしたまま見落としてた)で指定されています。
実際にはWM6.5以前の場合は実測で26ドット(QVGAなど96dpi環境の場合・VGAなど192dpi環境では倍の52ドット)、WM6.5.3では同じく34ドット(192dpi環境では倍の68ドット)なので、上記の計算だとちょっと変(SM_CYMENUが23で+4すると27、もしくは192dpi環境で倍の54になる)なわけです。
なんらかのAPIでナビゲーションバーの高さが得られれば話は簡単なんですけどね。どなたかナビゲーションバーの高さを得る方法、ご存じないですか?