WillcomUI活用tips(1)・一時的に空き領域を増やす

多分、数少ないだろうなーとは思いますが、HYBRID W-ZERO3でWillcomUIを外さずに使っている貴方のために、ちょっとしたtipsを1つだけ。
WillcomUIを使っていると、気になるのがメモリの消費量。けっこう馬鹿食いしています。まあ、それもそのはず。WillcomUIの反応速度を良くするために、WillcomUIから起動される各種アプリケーションがごっそりと裏で起動されて常駐しているので、それがそのままメモリの消費に繋がっているのです。
このおかげで、そこそこの反応速度でWillcomUIを使うことができるわけですが、普段めったに使わない項目までメモリに常駐しているのは、ちょっともったいない。そんなわけで、コレをなんとかしましょう。
とはいえ、そんなに難しいことではなく、"\Program Files\WillcomUI"フォルダの中にある"KillProgress.exe"を実行するだけです。これを実行すると、WillcomUIが裏で起動しているアプリケーションだけが、すべてメモリから居なくなります。
どのくらい効果があるかですが、マスターリセット直後の状態だと通常は使用領域が91MB・空き領域が99MBくらいですが、KillProgress実行後は使用領域が69MB・空き領域が121MBくらいまで変化します。その差、約22MB。
ただし、これには副作用があって、XcrawlメニューやWillcomUIからアプリケーションを起動するボタンを押しても、KillProgress実行後の1回だけ起動せず無視されてしまいます。多分、裏でこっそり起動しておくためだと思うのですが、KillProgressで消えるアプリケーションは、メモリに常駐していない初回の起動はウインドウが開かないようになっているので、もう1回、起動する操作をしてやる必要があります。
効果はそれなりにあるものの、副作用もそれなりにあるので、ちょっと使いにくいtipsではありますが。
あと、KillProgressの効果は永続的ではなく1回のみです。電源を切ったりリセットしたりしたら元に戻りますし、使ったアプリケーションはまたメモリに常駐していきます。逆に言えば、空き領域が必要になったらその都度、KillProgressを実行すればOKです。