ファイル表示の高速化

ええ、構造が向かないから難しいと言っていた高速化を、サックリとヤっちゃいましたともさ。orz
元々のGSFinderは、速度は遅いが扱いが楽な通常の「リストビュー」を使っていたんですが、今回は速度は速いが手間のかかる「仮想リストビュー」なるものを使って高速化してみました。
とは言うものの、ファイル情報を反映する初期化部分だけが通常リストビュー寄りの実装で、それ以外の部分は、ほとんどそのまま流用可能なほど仮想リストビュー寄りの実装がなされていたので、実際にはそれほど手間は掛かっていません。
また、仮想リストビュー化を行うにはデータの管理をリストビューと切り離す必要があり、これが結構大変だったりするのですが、これも元々GSFinderにあったCMultiBuffというクラスを流用することで簡略化できました。
どのくらい早くなったのか、Windowsフォルダが表示されるまでの時間を測定してみたのが以下。

バージョン 時間(秒)
Ver.1.5.0.0 5.5
新Ver 3.3

およそ4割ほど高速化してることになりますね。次に出すバージョンはこれが反映されていますので期待していてください。