ThinkPad X220へのWindows10インストール(OctoberUpdateのはずだったのに版)

数ヶ月前Windows 10をインストールしたThinkPad X220に、改めてWindows 10 April Update(1803)を入れ直してみたので覚え書き更新です。本当はOctober 1809 Updateと一緒にやるつもりだったんですが、公開再開の目処が立たないので……。うむむ。
まずはBIOS(UEFI)*1をアップデート。BIOSアップデートユーティリティのページから実行形式の方をダウンロードして、Windows 10から実行してアップデートします。
前回同様、ネットワークアダプタのドライバは有線(Intel 82579LM Gigabit Ethernet)/無線(Intel Centrino Advanced-N 6205)共にインボックスドライバがそのまま使えます。またモニタのドライバも同様に、デバイスマネージャーの[モニタ]→[汎用PnPモニタ]の[ドライバの更新]から[ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索]を選べば、オンラインで検索されて「LCD 1366x768」のドライバがインストールできます。
ディスプレイアダプターのドライバはWindows Updateのものが自動で入るようになりました。ただ、デバイスマネージャーの[サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー]→[High Definition Audioデバイス](HDMIの音声出力なので本来は「Intel Display Audio」のような表示となるはず)の[イベント]タブで「使用するには、さらにインストールが必要です」のメッセージが出ています。なんか気持ち悪いので、古いのを承知でインテル® HD グラフィックス 3000 用のダウンロードのページからダウンロードしたWindows8用のドライバをインストールしたところ、表示が「インテル(R) ディスプレイ用オーディオ」に変わり、その状態でWindows Updateを掛けたところ、ディスプレイアダプターのドライバだけがWindows Updateのものに戻されて、デバイスマネージャ上での見た目は良くなりました。ただ[イベント]タブのメッセージは相変わらず「使用するには、さらにインストールが必要です」と表示されたままでしたが……。Windows Updateでは入らないIntelのユーティリティが入ったので良しとします。
またトラックポイントWindows Updateのドライバで中央ボタンでのスクロールも動作するようになっていた*2ので、前回入れた「Synaptics ThinkPad UltraNav ドライバー」は入れていません。
あとは以下のドライバやアプリをインストールして完成です。サウンド関係はWindows Updateのドライバが入りますが、一応「Conexant オーディオ ソフトウェア」を入れ直します。

今回は[Fn]+[F3]キーでの[電源プランの選択]ダイアログのために最初から省電力マネージャを入れました。もちろんWindows ADKの「アプリケーション互換性ツール」での設定変更*3は必要です。なお、(以前どうだったかは覚えていないのですが)Setup.exeのプロパティからWindows7互換モードを設定しないとチェックに引っかかってインストールできません。Lenovo Vantageとの共存がうまくいかない場合は省電力マネージャ→LenovoシステムインタフェースFoundationの順で何度か上書きしてみてください。
前回壊してしまったキーボードの代わりは、またもヤフオクで落札して到着待ちです。最近はなかなか外でPCを弄らなければいけない状況ってのが発生しないんですが、キーボードが直ったら、MC7710のドライバも入れたので安SIMでも挿して外に持ち出してみましょうかね。

*1:1.45→1.46にバージョンアップされています。

*2:設定画面も[設定]→[デバイス]→[マウス]→[その他のマウスオプション]で開けます。

*3:[System Database (64-bit)]→[Applications]→[Lenovo Power Manager]→[Setup.exe]を右クリックして[Disable Entry]です。詳細は過去記事を参照。