快適!ドコモ版?iPhone4s GPPLTEアダプタをiPhone4sで使ってみる

SIMロック解除アダプタ「GPPLTE」の「ICCID解除モード」は色々制約が無いらしい。いいなぁ、iPhone 4sでも使えないかなぁ、と思って試したらうまくいったのでその記録。
まずGPPLTEの対応ですが、公式にはiPhone 5以降とiPad Air/iPad Proしか対応していません。なのでお約束ですが、解除アダプタの販売元への問い合わせはしないでください、と言っておきます。当然サポート外なので、失敗したら諦める覚悟が必要です。まあ高くてもせいぜい2千円くらいの品物なので、成功した時の利便性を考えれば試す価値はあると判断しとりあえず購入。APNショップYahoo!店さんで送料無料で1470円。
次に困ったのがGPPLTEがnano SIM用だということ。iPhone 4sは当然ながらmicro SIMな訳で……。おまけにアダプタのベロ部分をSIMトレイに引っ掛ける必要があるので、SIMのサイズ変更アダプタだとちょっとヤバそうです。なので「iPhone4/4s対応 NanoSIMカードを4/4Sに使用することができる便利なSIMトレー」*1なるブツを購入。キングモバイルさんで送料無料で500円なり。GPPLTEを入れてみるときちんとベロが引っかかる形になっていて一安心。
そして設定。APNショップさんのページのICCIDモードの設定方法の通りに、4s用nano SIMトレイにアダプタとともにドコモのSIMを載せて挿入し、とりあえずそのまま設定します。ただしここではアクティベートが失敗して「SIMが無効です」の画面に戻ります。そうしたらもう一度、緊急電話画面から同じ*5005*7672*0#をダイヤル。今度はEdit ICCIDではなく使っている端末のキャリア(試しに使ったのはau版なので「JP AU-1」)を選択し、続けて出るモード選択では「ICCID mode」を選択します。画面が切り替わったら了解をタップし、SIMを一旦抜いて挿し直します。これでアクティベートしなおせばOK。何度も試すわけにいかず、記憶で書いているので細部が違う可能性はありますが、そのへんは適宜読み替えてみてください。また、試して失敗しても責任は取れませんので、自己責任・AT YOUR OWN RISKでお願いします。
それはそれとして、その後どうなったかというと……。
最初に買って使っていたiPhone 4s用のGPP解除アダプタは、初回のロック解除に専用SIMが必要だったり、キャリアが「3」(イギリスのThreeですね)になったり、データローミングをオンにしないとデータ通信が使えなかったり、留守電も電話アプリからでは起動できなかったりと、何気に面倒くさかったんですが、GPPLTEのICCIDモードだとキャリアがドコモで表示され、データローミングをオフで通信出来て、設定にドコモ関係のものが出現していて、留守電も電話アプリの留守番電話ボタンをタップすれば確認できる*2ようになりました。もちろん当然のようにインターネット共有も使えます。
ちなみに、試して失敗して次に暇が出来るまで放置して、と何度か繰り返していたので、この成功例にたどり着くまでに、実は買ってから2週間ほど掛かっています。ダメならダメで元の4s用のアダプタを使い続ければいいだけなので、のんびりとやっていたというのもありますが。
あと、テスト用端末で成功したので普段使いの方のiPhone 4s(こちらもau版)でもやってみようとして、SIMトレイとアダプタを入れ替えドコモSIMを挿してみたら、特に設定することなく、アクティベートの後にそのままドコモSIMを認識し上記の状態になりました。4s用のGPPアダプタで先に解除していたからなのか、テスト用端末で必要な設定を済ませていたからなのか、それとも両方の効果なのか、は不明ですが。

*1:ちなみに注文確認メールの名称をそのままコピペしています(苦笑)。

*2:残念ながらビジュアルボイスメールではなくセンター留守電ですが。