メインPCその後

先日、故障によりメインPCをRyzenマシンに組み直した訳ですが、まあ、その後どうなったかについて。
まずメモリの動作クロック。前回簡単に検索した際には「ASUS PRIME B350M-Aでメモリが2133MHz動作するのは仕様」みたいな情報しか見つからなかったんですが、某掲示板でアドバイスを受け、UEFI BIOSのEz Modeで*1「D.O.C.P.」設定をDefaultからProfile#1に切り替えたところ、きちんと2666MHzメモリとして動作するようになりました。ベンチマーク(後述)で数パーセントはアップしたので、切り替わっているのは間違いなさそうです。
で、性能ですが。ドラゴンズドグマオンラインベンチマークソフトの解像度1980×1080・最高品質設定で、交換前が確か5200くらい、交換後のメモリ2133MHzで7000くらい、メモリ2666MHzで7200くらいになりました。ビデオカードはそのままRADEON RX460を流用したので、CPUとメモリで40%近く性能が上がったことになります。あまりに差が大きいので、ちょっと交換前の数字の記憶に自信が無くなりますが……。
マザーボードを交換して地味に不便になったのが、IDEとFDのインターフェースが無くなったことと、USB2.0のポートが無いこと。とりあえずIDEで繋いでいた光学ドライブSATAのものに交換し、USB2.0のポートについてはマザーボード上のピンヘッダから後部スロットにポートを出すパーツを買ってきて増設して対処。ただFDDはインターフェースが無いままなので、どうしようもなくて放置中です。そのうちベイ用のUSB接続FDDでも探してこようかな。
それと、マザーボードが変わったせいか、Windows7からアップグレードしていたWindows10のライセンスが消失。最初はなんでライセンスが消えてるのか解らず、ちょっと焦りました。ただ、原因が判れば、OSのライセンスだけは大量にあるので(苦笑)、新しいプロダクトキーを入れ、ライセンス認証をやり直して対処。
逆に地味に便利になったのが、スリープモードと休止モードがきちんと動作するようになったこと。さすがに10年前のM2A-VMでは動作が怪しく常用出来るレベルではなかったんですが、さすが最新のチップセットマザーボード(とWindows10?)と言うべきか、きちんとスリープや休止に入ってきちんと復帰出来るので、シャットダウンする必要がなくなりました。今の設定だと放っておくとスリープに入るので、使わない時もそのまま放置しています。使い始める時にはキーボードをパシっと叩いて*2数秒で再起動するので超便利。
あと、元々PCIe×1スロットにUSB3.0カードを増設して接続していたドライブベイ用のカードリーダ兼USBハブ兼USB3.0ポートは、そのままマザーボードのピンヘッダに繋がる*3ことが判明したので、増設カードは取り外して直繋ぎ。ただ、どっちに繋いでもなんか不安定なのは変わらず。USB3.0チップセット違うのになぁ。
最後に、交換前のシステム一式ですが。もう1台のサブPCが同じマザーボードなので、CPUとメモリをそちらに移植して試したところ、きちんと動作しました。やっぱりマザーボードが壊れていたようです。だったらサブPCのパーツ移植して直せば良かったじゃないかと言う声が聞こえてきそうですが、メインPCが使えない状況でサブPCまで使えなくなるとヤバかったので、サブPCから部品移植は怖くてできませんでした。メインPCが復活したのでサブPCは最悪壊れてもいいやということで、ダメ元で交換したという次第。まあサブPCはサブPCで使ってるので、全体的に性能が底上げされたと思うことにします。

*1:Advanced Modeだとオーバークロック設定の中にあって判りにくいので。

*2:長時間放置した場合は休止に入っているので電源ボタンを押して

*3:USB3.0ではピンヘッダも仕様で定義されているので当然ですが。