メインPCがついに死亡……そしてRyzenよこんにちは

長年使ってきたメインPCがお亡くなりになりました。いきなりブルースクリーンで落ち、それ以降、電源を入れてもPOSTのビープすら鳴らないという……。数日置いてみたところ、起動したもののまたブルースクリーンで落ちて、とループしたので、諦めてパーツを交換して組み直すことに。
POSTのビープも鳴らないこと、一度は復活して起動したことから、マザーボードかCPUの死亡でほぼ確定。そもそもマザーボードが2007年発売のASUS製「M2A-VM」ですからほぼ10年使ってた訳で、まあかなりの高確率でマザーボードだろうなあと。マザーボードだけ買い換えれば一応動きそうですが、万が一CPUやメモリにも原因があった場合、また古いシステムを一式揃える羽目になるので、出費は痛いですが主要パーツをまるごと交換することにしました。
とりあえず、先日壊れて交換したばかりの電源と、POSTのビープが鳴らないことに影響しそうにないビデオカードとHDDは壊れていないと考えて、マザーボード、メモリ、CPUを一式で大丈夫そう。ここで中古を買ったりすると本末転倒なので、全部新品で揃えます。予算は上限4万円。できるだけ安いほうがいいものの、バラバラにパーツを揃えると不具合が起きた時に面倒なので1店舗でまとめ買い。と方針を決めていざ秋葉原へ。
一応AMDのファンなので今回もAMDで行きたいし、HDDをそのまま繋いで起動してくれないかなという期待も込めて、ASUS製のAMDマザーボードを狙います。まあちょうどRyzenも出たところだし、安くてショボくてもいいのでRyzenにしようかな、と考えつつ一通りお店を巡って、品揃えが良かったツクモDOS/Vパソコン館で、マザーボードASUS製で安くて一応B350チップセットだったB350M-A、CPUは今まで使ってたモノよりクロックが高いRyzen3 1300X*1、メモリは適当にCorsairのDDR4-2666メモリ4GB×2*2、という一式を購入。しめて3万7千円ほどでした。
家に帰って早速仮組み。元々の電源を繋いで元々のビデオカードを挿して、マザーボードむき出しの仮設状態で起動確認。とりあえずマザーボードの起動ロゴが出て、ひと安心。元のケースに組み付けて、HDDも繋いでレッツ起動! デバイスを構成している、という例の画面が出たので、そのまましばらく待ったところ、普通に起動。まあ狙ってはいたけど、ここまでスムーズだと拍子抜けですね。デバイスもドライバ不要で全部認識していましたが、一応ドライバ類は更新掛けて、完成です。
マザーボード上のコネクタから出したUSB3.0のポートが若干不安定*3なのと、メモリが2133MHzで動いている*4のが微妙ながら、まあロクに下調べもせずに特攻したわりにはよく出来たかなと。さすがにこの世代になるとFDDのインターフェースが無くなっていたので、何らかの形でFDDを補完しないといけないですが、それは追々。
んで、デバイスマネージャを見ていて気づいたこと。Ryzen全般かどうかは判りませんが、このシステムだとUSB2.0のコントローラーって載ってないんですね。USB2.0ってことになってるマザーボード上のコネクタにドライブベイ用のUSBハブ+メモリカードリーダを繋いだら、デバイスマネージャ上ではUSB3.0のルートハブに接続されていました。デバイスマネージャ上に「USB2.0」の名の付くデバイスもないですし、USB3.0のルートハブにUSB2.0互換部分の信号だけ繋いでUSB2.0動作させているんでしょうかね。興味深いです。

*1:今まで使ってたのがPhenom II X4 955で3.2GHzだったので3.1GHzのRyzen3 1200だと下がっちゃうのです。Ryzen5だと残念ながら微妙に予算オーバー。

*2:4GB×2で在庫のあったのがこれだけでした(苦笑)。今まで使ってたのが8GBだったのと、増設してもせいぜい16GBだろうと考えたので、予算削減のため4GB×2です。型番はCMK8GX4M2A2666C16。

*3:USB3.0東芝製メモリは全く認識せず。他のUSB3.0バイスは未確認。USB2.0のデバイスは即認識。バックパネルのポートは無問題。

*4:調べてみたところ、残念ながら仕様だそうです。後日解決しました。