さらば1500円タブレット(泣)、こんにちはWinTab 7

1月に購入した1500円タブレット君ですが、数日前に電車内で床に落として壊してしまいました。筐体から裏面のカバーが外れて、大破と言っていいレベルに。一応起動はするもののタッチパネルが死んでしまったので使い物になりません。まあ1500円で2ヶ月ガッツリと使ったので、元は十分に取れているとは思いますが……。
幸いなことに、自炊した書籍やオンライン小説を読むのに使っていただけなので、中から取り出さないといけないデータとかは無いのですが、通勤時間の暇つぶしアイテムとしてすでにWindowsタブは手放せません。仕方がないので新しいものを買うことにして秋葉原へ。
当時ジャンクでない同型が7980円で売っていたので、まずはそれが売られていないか同じお店に行ってみたのですが、すでに跡形もなく、元からWindows10の入っている後継機が税込17000円くらいで売られていました。やっぱり2ヶ月も経ったらもう無いよなぁ……。
無いものは仕方がないので、7980円を目安に安いWindowsタブレットを物色。ジャンクでOSが入っていないかもというgeaneeのWDP-073-1G16G-10BTが5600円くらい、あきばおーのWinTab7(WIN-70B)が7999円、あとは先程の後継機が17000円くらい。候補としてはこんなところでした。なおスペックは、後継機がRAM2G・ストレージ32G・画面1280×800、他がRAM1G・ストレージ16G・画面1024×600で、CPUは同クラス。また、すべて充電がmicroUSBからになっていて、1500円タブレット君のACアダプタも使い回せないし、USBデバイスを繋いでいる間に充電するにはそれ用のUSBハブを追加で入手しないといけません。失って初めて実感する1500円タブレット君のありがたさ。本当に惜しいヤツを亡くしました。
付属品が使い回せれば後継機も考えたんですが、使いまわせない以上は他と同じ。性能はともかく他にメリットもなく、高いのを買ってまた落としたら痛すぎなので、この時点で後継機は選外。ちょっとだけ安いジャンク君に惹かれもしたのですが、2000円そこそこをケチった結果、OSのインストールが出来なくて5600円が丸々無駄、などというのもイヤだったので、あきばおーのWinTab7に決定してサクっと購入。税込8639円でした。
家に帰って開封。1500円タブレット君が8インチ、WinTab7はその名の通り7インチなので、ふた回りくらい小さいです。厚みはWinTab7のほうが少し薄いくらい。持った感じは「軽い!」の一言。公称271gは伊達じゃないですね。ちょっと不安になるくらいの軽さです。側面は、miniHDMI端子、microUSB端子、「TF CARD」表示*1microSDカードスロット、3.5オーディオミニジャックと、リセット用のピンを挿す穴とマイク穴、電源ボタンと音量上下ボタンがあるだけでスッキリした印象。ただし裏面に書かれている端子やスロットの名称が、ちょっとうるさく感じました。
ざっと触ってみましたが、縦画面時の画像が縦に細長い感じにちょっと伸びます。液晶の実解像度が1024×600のところ、設定上は1280×800として動作しているので、その影響もあるのかなとは思いますが。タッチパネルの精度は話に聞くほど悪くもなく、フツーな感じ。ただ×ボタンとかの表示が小さめで(これでもデフォルト125%表示で一番大きい設定)、うまくタップしないと効いてくれないので、これが「精度が悪い」と言われる所以なのかもしれないです。
液晶には最初から保護フィルムが貼られていたんですが、残念なことにゴミが入って気泡になっている箇所があったので、思い切って全部剥がしてしまいました(苦笑)。そもそも多少の擦れ傷は液晶がONであればほとんど気にならないと思うんですけどね。皆はなんであんなに神経質になるんでしょう。
インストールされていたWindows10がAnniversary Updateではなかったので、一旦初期化してからアップグレードをしようとしたんですが、初期化途中にハングアップして(もしかしたら時間がかかっていただけかもしれないですが)、電源ボタン長押しで強制シャットダウンしたら起動しなくなって復旧も出来なかったので(苦笑)、結局新規にインストールするハメに。ドライバについてはネットで探してどうにか事なきを得ましたが、買ったばかりで文鎮かとちょっと肝を冷やしました。皆様もお気をつけください。しかし、結局こんなことになるんだったらジャンクの安いヤツでも良かったかなと思わないでもないですが。
ちなみに1500円タブレット君と同じで、付属のOTGケーブルを使ってハブ経由でWindows10(32bit)のインストールUSBメモリ/マウス/キーボードの3点セットを接続すればインストールは普通に出来ます。インストールした後はドライバを更新して完了。ドットバイドットの表示が気に入ったので、画面は初期値の1024×600設定で使う予定です。

*1:microSDカードの原型になったSanDiskの「TransFlash」カードのことでmicroSDと完全互換らしい。