ジャンクThinkPad X220修復とWindows10インストール

順番は前後しますが、Windows8.1タブレットの前にジャンクのThinkPad X220なぞを4480円で買ってきて修復していたりします。メモリもハードディスクも無い抜け殻で「起動時ファン異音」とのメモ付きでしたが、軽く分解清掃して必要な部品を足したらファンの異音もなく普通に動いたうえ、液晶に異常もなく何故かバッテリもソコソコ使えた*1ので、これにもWindows10をクリーンインストールしてみました。タブレットほどには苦労しなかったものの、忘れると面倒なので覚え書きとしてインストールしたものなどを。
そんなわけで不足部品もジャンクでちょっとずつ買い集めて修復したんですが、メモリ(PC3-10600のSO-DIMM)が2GB×2枚で2000円、ハードディスク(7mm厚SATA)が500GBで3000円、ハードディスクマウンタとカバーのセットが1000円、指紋認証リーダー付きのパームレスト部品*2が2000円、しめて1万3千円ほど*3でした。まあメモリは8GB×2の16GBまでイケるみたいですし、バラせばmSATA SSDを搭載できるスロットもあるので、まだまだアップグレードの余地は残りますが。
で、Windowsのインストールなわけですが。Windows7で出来ることをそのままできるようにWEBの情報を集めつつ、Lenovoのページからダウンロードしたアプリやドライバは以下の通り。基本的にはX220がサポートに含まれる範囲で、Windows10用があればそちらを優先、無ければWindows7用を、という方針で集めています。なお、ここにないドライバはインボックスドライバかWindowsUpdateからのものを使っています。

割と探すのが大変だったのがホットキー機能統合で、「8JVU23WJ」(バージョン3.81.0100)はなかなか見つかりません。違いはWindows8のサポートの有無で、これ以降のバージョンではWindows8と重複する機能が修正されてしまっていて、今回の狙いであるWindows10におけるWindows7相当の動作には合いません。
また省電力マネージャーについては、Windows ADKを使ってシステムの情報を修正したうえでインストールする必要があります。具体的には、Windows ADKで「アプリケーション互換性ツール」のみインストールし、インストールされたCompatibility Administrator*4を起動、左ペインをSystem Database (64-bit)*5→Applications→Lenovo Power Managerと辿って、右ペインのSetup.exeを右クリックしてDisable entryを選択です。ちなみに必要な情報を修正した後は「Windows アセスメント & デプロイメント キット」はアンインストールしてしまっても問題無いことを確認しています。
これで、各種デバイス、[Fn]キー同時押しの機能キー、ミュート、マイク、ボリュームの各ボタン、がきちんと動きます。

*1:省電力マネージャの表示で定格62.64Whに対して54.86Whでした。サイクルカウントは300越えてるんですけどね。

*2:パームレスト部は別に壊れていなかったんですがWindows Helloで指紋認証を使いたかったので。

*3:狙っては居ないのですがジャンクノート修復は毎回このくらいで納まっていますね。

*4:32bitと64bitがありますが、OSに合わせるべきかどうかは不明。一応私は合わせて64bitを使いました。

*5:64bitの場合。32bitの場合にどう表示されるかは不明。