UEFIには32bit版と64bit版があるようで……

秋葉原のジャンキーなお店を徘徊していたところ、ジャンク扱い処分品1500円(税込)のWindowsタブレットがあったので保護してきました。実は店頭で試しに電源入れたはいいものの、なかなかOFFにできずにちょっと焦ったのは内緒。
帰ってきてから調べてみた所、コイツはユニットコムのIT8i-8P1150T-AT-FEMという型番*1の機種でした。どうもマウスコンピューターのWM801V2のOEMのようで*2、最初はそちらがヒットしてちょっと調べるのに手間取りました。OSがWindows8.1 with Bingの32bit、CPUがAtom Z3735Fで1.33GHz駆動のx64対応、メモリが2GB搭載ですね。
起動時にAMI*3のロゴが出ていたので期待していましたが、キーボードを繋いで画面の指示通りにDELETEキー立ち上げしたら、BIOS設定画面に入ることができました。ブートはUEFIに対応しているハイブリッド(?)なタイプのようです。
USBメモリからの起動も出来るようなので、(CPUがx64ということで)64bitのWindows10をクリーンインストールしようとして、それ用のUSBメモリを用意してリブートしたんですが、何でか起動しない。おかしいなぁと思いつつ調べてみたところ「UEFIにも32bitと64bitがあり、(CPUがx64対応でも)32bitのUEFIでは32bitのOSしかインストールできない」ということらしく。まあメモリも2GBしか搭載されてないし、あえて64bitにする意味も無かったかと思い直し、32bit版のインストールUSBメモリを作り直してインストール。無事に*4Windows10 Homeのタブレットにアップグレード完了です。
ジャンク扱いのわりに、不具合らしきものは見つからずフツーに動いています。わずか1500円でWindows10タブレット。値段のわりになかなか使い勝手が良さそうです。

*1:先頭の「IT8i-」は書かないことが多いようですが。

*2:PC情報でも問い合わせ先がマウスコンピューターと表示されます(苦笑)。

*3:American Megatrends Incorporated」のことで、有名なBIOSメーカーの1つですね。

*4:と言いつつも実は何度も繰り返したりして試行錯誤してますが、それはまた別の機会に。