Windows Anytime Upgradeってのをやってみた

せっかくマイクロソフトのソフトウェアが無料で使い放題になったのに、ほとんどその恩恵に与れない状況が続いていて、このままではモッタイナイお化けが出てしまいそうだったので、環境を色々とアップグレードすることにしました。
まず手をつけたのがOS。今使ってるのはWindows7のHome Premiumな訳ですが、せっかくなんんで最上位のUltimateにしちゃいました。まあハッキリ言って、パッチ当てて解決してしまったリモートデスクトップのホスト機能以外に必要な機能なんぞ無いので、あまり意味は無いっぽいですが、それはそれです。
上書きインストールは面倒臭いので「Windows Anytime Upgrade」ってのを使ってみました。まずスタートメニューからお目当てのものを起動し[アップグレードキーを入力します]を選択。Windows Anytime Upgradeキーを入力しろと言われたところで、前もってMSDNで取得しておいたUltimateのキーを入力。アップグレードキーじゃない普通のプロダクトキーなんで、もしかしたら弾かれるんじゃないかと思いましたが、何事も無くすんなり通ってしまいました。どうやらアップグレード専用のキーしか受け付けないってことはなく、有効なプロダクトキーなら大丈夫のようですね。
そして、[アップグレード]ボタンをポチッとな。アップグレードが始まり、9分ほどで更新プログラムのダウンロード(10個)に移行、25分ほどで更新のインストールが始まり*1、27分で画面が[Windowsのアップグレード中]に切り替わり、途中2回の再起動を挟んで33分でログイン画面へ。ログインすると、最後に確認ダイアログが出て、あっけなく終了です。スタートメニューに表示されていたプログラムやタスクバーが初期状態になっていた事以外は、何事もなかったかのようにいつものデスクトップが起動しました。もちろん、OS自体はHome PremiumからUltimateに変わっている訳ですが。なんと言うか、お手軽でいいなぁ。
続いてOfficeを入れ替え。今はOffice2010 Home and Businessが入っていますが、これをProfessional Plus(サービスパック1適用済)に変更。これに関しては普通にアンインストールしてから新しいものをインストールしなおしました。ついでにProfessional Plusに含まれていないVisio 2010 Professionalもインストール。会社で使ってるので使うこともあるでしょう。
そして最後にもう1つ、Visual Studio 2010 Professionalです。今使ってる2005でもあまり困っていないんですが、Windows Phone 7以降の開発はこいつでないと出来ないらしいので入れ替えておきます。これも2005をアンインストールして2010を入れなおしました。後でDirectX SDKも更新しておかないとなー。
とりあえずこんなところでしょうか。ちなみに総額で約30万円分(すべて非アップグレード版の場合・OfficeはProfessional相当で計算)。額面を見ると凄いんだけど、なんか実感がわかないですね。あまりに簡単に無料になってしまったので、そう感じるのかもしれませんが……。

*1:裏でデカいファイルをダウンロードさせながらだったので、ダウンロードは普通より遅いと思います。